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年始のご挨拶

遅ればせながら…

インスタも追いつかず、なかなかブログに辿り着けませんでした。

2024年!本年もどうぞ宜しくお願い致します!

お正月は能登半島地震、2日には羽田空港の炎上と悲しいニュースが続くテレビのニュースに心を痛めておりました。

3日三叉灯は本年度の営業開始でしたが、オープン準備しながらこうやってお店を開けられることが当たり前ではないのだと営業させて頂けることに感謝し、自分に与えられてる目の前のことをしっかりと向き合い一生懸命頑張りたいと思いました。

被災地ではまだまだ余震が続き、不安がいっぱいだと思います。

毎日、被害が拡大していくニュースを見ながら無事を祈るばかりです。






現在下北沢の街ではお店の入り口に「閉店します」という張り紙をちょいちょい見ることが増えました。

閉店の張り紙を見るたびに明日は我が身だ…と身が引き締まる思いでいっぱいです。

大型チェーン店が軒並み増えてる街で、個人で戦うには大変な街になってしまってるような…

情けないけど時折り心が折れそうになる瞬間もあるのです。

毎日お店にいながら、うちのお店はお客様にまだ必要とされてるのだろうか、もしかしてもう必要とされてないのだろうか、といつも気にしています。

何よりお客様あってのお店で、そして関わってくれるお取り引きさまたち、そしていつもそばで支えてくれるスタッフがいて三叉灯が成り立っているから。

そんな時に初めてご来店されたお客様からの可愛かったーという嬉しいお声がけ、何度も足を運んでくれるお客様の安心する〜っというお言葉に安堵感、下北沢に来たら必ず寄ってくれると話してくれるお声に三叉灯を思い出してくれるんだっていう喜び、そしてレジでお財布の中から当店のポイントカードを出してくれる瞬間。お財布の中ってスペースないし、余計なポイントカードって外してしまうのに、持っててくれてるんだって毎回感激しています。

ポイントカードはもういらないんじゃないっていう意見もあるけど、レジでポイントカードを差し出してくれるちょっとした時間のコミュニケーションが好きなのです。

何話すわけでもないけど^^;

そんなお声を自分の中でループして、挫けそうな時の私の心のエネルギーとなるわけで、

恥ずかしながら、いつも三叉灯は一喜一憂。

思ったことはチャレンジしたい...でも理想と現実が噛み合わないことがほとんど。

素敵な点はたくさん打ってるのになかなか点と点が結びついてないような気がするのです。

三叉灯で関わってくれてる作家さんは本当に素晴らしい方ばかり、作品、お人柄、そして作品に向き合う心、全て。

自信を持ってお客様へご紹介できる自慢の作家さんしかいません!

そして個人ではないけどメーカーさんも担当者さまのお顔が見える所とかかわっていきたい。

やっぱりメールでポチっと仕入れるのはつまらない、人が人に伝えてまた人に伝えていく、人と人の繋がり、こういうものを三叉灯は大事にしていきたいと思ってます。

よりもっと、作り手さんとお客様との架け橋となりお互いが喜んで頂ける空間を作ることが三叉灯のお仕事。

これがまだまだ課題だらけでございます。






三叉灯は今年の3月10日でリニューアル9周年、事業を引き継いでからは10年、当初のFLASHから三叉灯にリニューアルするのに1年もかけてしまったのですが私の中では10年という節目。

もっと「伝える」ということを意識して、10年の間徐々に作品を預けてくれる作家さんたちも増えてきたなか、階段で見づらいコーナーから2階のフロアへ一部移動するプチ改装を企んでおります。

作品たちは店内で常に旅をしますので、あれー階段じゃんって思わないでくださいね^ ^

10年にして初めて2階の改装に着手、棚を増やしてもっと作家さんたちのどんな活動をしてるのか、美術館のグッズコーナーのようなイメージで進めていけたらと思っています。

あっっっ、お洋服は無くなっちゃうの?って思ってくださる方もいますか?

お洋服はちょっと少なくなりますが、より作品を楽しんで頂きたい、そしてお洋服も同時に楽しめる空間に

うまく思ったようにいくかはわかりませんが、やってみないと課題も見つからないので思ったら行動!

個人店の強みを活かして頑張ります!

こんな三叉灯ですが引き続きどうぞ宜しくお願い致します^ ^



店主

三俣 真由紀



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